• 知らない人も多い通夜・葬儀のビジネスマナーを解説!訃報が届いた時の対応と注意点(取引先や社外)

知らない人も多い通夜・葬儀のビジネスマナーを解説!訃報が届いた時の対応と注意点(取引先や社外)

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知らない人も多い通夜・葬儀のビジネスマナーを解説!訃報が届いた時の対応と注意点(取引先や社外)

知らない人も多い通夜・葬儀のビジネスマナーを解説!訃報が届いた時の対応と注意点(取引先や社外)ビジネスシーンでのお通夜や葬儀はそう多いことではないため、正しいマナーを知らないかたもたくさんいらっしゃいます。

ほとんどの場合は、緊急で参列しなければいけなくなることが多いので、当日バタバタしてしまわないよう、事前にマナーについては知っておきたいですよね。お通夜と葬儀のビジネスマナーについて、訃報が届いた際の対応や注意点、香典の金額など解説いたします。

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通夜・葬儀のビジネスマナーとは?

葬儀|ビジネスマナー|テンプレート

通夜や葬儀のビジネスマナーとは、身内や友人などの参列者と基本的なマナーと大きな変わりはありません。ビジネスシーンではビジネスのお仕事だけではなく、時に仕事の関係者が亡くなった際にお通夜や葬儀に出席することもあります。

故人との最後のお別れをし、これまでの感謝の気持ちを伝える大切な時間。そんな時に軽率な行動や、マナーに反する行動は慎みたいですよね。

特に遺族に対しては失礼のないよう、しっかりとマナーを守りお通夜や葬儀を終えることができるようにすることが大切です。

訃報が届いたときの対応について、注意点も

訃報が届いたときの対応について、注意点も

社員や取引先、担当者など、会社に関係のある方が亡くなったと報告を受けた際は、以下のような内容をまとめてまずは上司へ報告をするようにしましょう。

1.故人の名前
2.いつ・どこで・亡くなったのか
3.年齢
4.喪主の名前・故人との関係
5.通夜・葬儀・告別式の日時と場所
6.花や供物、香典などの受け取りの有無
(※地域や宗教などによっても異なるので要確認)

亡くなった経緯を聞かない

なぜ亡くなったのか、どのように亡くなったのか、死因を聞くことは絶対にNGです。報告を受けた際には、通夜や葬式などの必要な情報のみを聞くだけにとどめましょう。

弔電を出すタイミングについて

弔電は出来るだけお通夜当日、遅くても告別式が始まる前までに、斎場に届くように準備しましょう。

通夜や葬式のビジネスマナーとは?

上記にも記載した通り、ビジネスマンだからと言って特別なルールはありません。ですが、社会人として一般的な通夜や葬式のマナーは心得ておくべきです。基本的なマナーについてお話しいたします。

出席の際は必ず喪服を着て出席する

仕事終わりや仕事の合間に参列する方もいらっしゃるかと思いますが、基本的には喪服がマナーです。しかし、急なことで喪服を準備できないかたもいらっしゃるかと思います。

その場合、平服でもかまいません。

なるべく黒い地味な服装が好ましく、スーツであれば黒や濃い紺色、無地で白シャツに黒のネクタイと黒の靴下で参加をするように心がけましょう。

女性の場合は、ネクタイはなくても大丈夫です。普段着ているスーツにリボンなどが付いている場合は、外して参列するようにしましょう。

持ち物のマナーについて

アクセサリーやカバンなど、持ち物についてもマナーがあります。女性の場合、アクセサリーは一連の白のパールが基本的です。イヤリングをつける場合は一粒タイプのパールのイヤリングにしましょう。

結婚指輪や腕時計はOKですが、派手なものはNGです。バッグの色は黒に限り、光沢素材やデザインが派手なものはNGです。男性・女性どちらも余計なアクセサリーはつけないように、心掛けましょう。用意できるのであれば数珠も持っていきましょう。

受付でのマナーについて

通夜の場合、受付の流れは以下の通りになります。

1. 芳名帳に住所と名前の記載(個別カードの場合もある)
2. 挨拶をする
3. 香典を渡す

元々は香典は葬式や告別式で渡すものでしたが、近年では参列のしやすい通夜のみ参加するかたも増えてきている関係から、通夜に香典をわたすのが一般的にもなってきています。

通夜のみ参列される方は、通夜の際に香典を渡し、通夜・葬式どちらにも参列する場合は、葬式の際に香典を渡すようにしましょう!挨拶や香典を渡す際にもそれぞれマナーがあります。

挨拶のマナーについて

挨拶では、お悔やみの言葉を伝えます。お悔やみの言葉は、亡くなったことに対して示す言葉のことを言います。

お悔やみの言葉の例文は以下の通りです。

 この度はお悔やみ申し上げます
 ご冥福をお祈りします
 この度は御愁傷様です

などが、よく使われるお悔やみの言葉です。

長々とした挨拶は、相手に気を遣わせてしまったり、疲れさせてしまうこともありますので、簡潔にお伝えするようにしましょう。(※「御冥福」という言葉はキリスト教や浄土真宗などの葬儀ではNGです。)

香典の渡し方のマナーについて

香典を渡す際には、香典を入れておく「ふくさ」から取り出し、名前が相手に読めるよう、ふくさの上に乗せて差出します。(ふくさは簡単に畳んでおきましょう。)

ふくさに入れず、香典を持ち歩くのはマナー違反ですので、渡すまでふくさにいれておきましょう。

渡す際は「お納めください」「どうぞお供えください」など一言伝え。両手で差し出しましょう。香典の包み方や金額、表書きなどのマナーについては以下の項目にてご説明いたします。

通夜・葬式のビジネスマナー【香典の金額や包み方など】

お仕事関係で故人とお付き合いがあった方の場合、特に香典の金額を迷われる方が多いのではないでしょうか?その他、包み方や表書きのマナーについて詳しく説明いたします。

香典の相場金額について

お仕事関係での参加の場合は以下の金額が相場です。

▼同僚    3,000円〜10,000円
▼上司    5,000円〜10,000円
▼部下    10,000円
▼社員の家族 3,000円〜5,000円
▼取引先   5,000円〜10,000円


金銭のお話となりますので、それぞれ事情があるかと思います。


こちらで紹介した金額はあくまで相場ですが、それぞれの関係性の最低額よりも下回らないように包むのが好ましいです。

偶数がつく金額は避けた方がいいと言われていますので、奇数の金額を目安にしましょう。包みたい金額が偶数額の場合、例えば2万円の場合は、1万円1枚と、5千円2枚など、紙幣の枚数を奇数にすれば問題ありません。

香典の表書について

香典の表書きは、宗派によって違います。宗派が不明な場合は「御香典」と書いておくのがいいでしょう。

浄土真宗:御香典/御仏前
その他:御香典/御霊前
神道:御榊料/御玉串料/御神前/御神饌料
プロテスタント:御花料/献花料/忌慰料
カトリック:御花料/献花料/御ミサ料

香典の包み方

お金は、中袋に入れて外包に納めるのが一般的です。中袋には、表面に金額を漢数字(旧字体)で書き、裏面に住所と名前を書きましょう。

お札の向きは基本的に揃っていれば問題ないのですが、できればお札の人物の顔が裏に向くように揃えて入れるのが好ましいです。

香典には新札・汚れたお札はNGです。お札が汚れていないか、お札に折り目がついているかをチェックし、包みましょう。(※新札しか準備できなかった場合、折り目をつけてしまえば問題ありません。)

通夜・葬式のビジネスマナー【お焼香の順番】

社内から複数参加者がいる場合、お焼香の順番について多くの方が迷われるのではないでしょうか?

社内の方が参加されている際のお焼香の順番は偉い人順、つまり役職が上のかたから順におこないます。この順番は受付の際も同様です。

お焼香の手順について

立礼焼香のお焼香の手順は以下の順番です。

1. 両側の方へ会釈をする。
2. 焼香台へあがる
3. 遺族→僧路→遺影に一礼
4. 親指・人差し指・中指で抹香をひとつまみし、横にある香炉へ丁寧に落とします
5. これを2〜3回おこないます。
6. 合掌・礼拝して2歩後退
7. 一礼して下がります。

(※焼香の種類や宗教・宗派によって、手順や回数も違いますので、事前に確認するようにしましょう。)

座礼焼香(座っておこなう焼香)の場合は以下の順番です。
1.次の人へ会釈し、祭壇の近くへ中腰で進む
2.座りながら遺族→僧侶に両手をつき一礼
3.座布団の前へ両手を使い膝立ちする
4.寄って正座をし、遺影に合掌・一礼
5.焼香をして合掌する
6.両手を使い膝立ちし、そのままの姿勢で後退
7.中腰になった際に、僧侶→遺族に一礼をして、そのまま席に戻ります

通夜や葬式は故人の遺族の方々に細心の注意が必要

通夜や葬式では、故人の遺族の方々に失礼のないように、細心の注意を払って対応をしなければいけません。特に、基本的なマナーが出来ていないと、相手の方や周りの方にも不快な思いをさせてしまいます。

ビジネスマンは、緊急な時にでも対応できるよう職場に、のし袋・数珠などを常備しておくことをおすすめします!

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