• 弔慰金を封筒への入れ方や正しい書き方や包み方についてご紹介!会社でのビジネスマナーを適切にチェック

弔慰金を封筒への入れ方や正しい書き方や包み方についてご紹介!会社でのビジネスマナーを適切にチェック

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弔慰金を封筒への入れ方や正しい書き方や包み方についてご紹介!会社でのビジネスマナーを適切にチェック

弔慰金を封筒への入れ方や正しい書き方や包み方についてご紹介!会社でのビジネスマナーを適切にチェック!会社に努めていて、従業員の中で亡くなった方が出るとお通夜やお葬式に参列することもあるかと思います。

そんな時に用意しておかなければいけないのが弔慰金です。

弔慰金に関して

●弔慰金を封筒にどうやって入れればいいの?
●どれくらいの金額を入れればいいの?
●弔慰金の書き方は?
というお悩みを抱えている方は多いかと思います。

弔慰金の封筒の入れ方や弔慰金の正しい書き方、また金額についてもご紹介いたしますのでぜひ参考にしてみて下さい。

弔慰金を封筒への入れ方や正しい書き方や包み方についてご紹介!会社でのビジネスマナーを適切にチェックの豆知識・情報弔慰金を封筒への入れ方や正しい書き方や包み方についてご紹介!会社でのビジネスマナーを適切にチェックの豆知識・情報

弔慰金とは?

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弔慰金(ちょういきん)とは、会社員や公務員が亡くなってしまった場合、その方が所属していた会社から遺族に向けて渡されるお金のことを言います。

会社によっては社員の家族が亡くなった場合でも渡されることもありますよ。弔慰金は会社や役所側が、ご遺族の方に渡します。

弔慰金の封筒とは?

弔慰金の封筒とは?

弔慰金を入れる封筒は、通常の封筒で贈ることはNGです。

弔慰金は「不祝儀袋」(別名「香典袋」)と呼ばれる、葬儀や法事でお金を贈る際に使われる封筒のことです。

不祝儀袋はコンビニでも手軽に購入することができます。弔慰金や香典を入れる封筒は、必ず不祝儀袋に入れるようにしましょう。

弔慰金と香典の違いとは?

故人の人に線香・お花などの代わりとしてお供えするお金を「香典」といいます。弔慰金と香典の違いは以下の通りです。

◎香典
・故人に供えるお金
・葬儀に持参する

◎弔慰金
・遺族に渡すお金
・葬儀が終わったタイミングで渡す

渡す人や渡すタイミングに大きな違いがありますね。

弔慰金の税務処理はどうすればいい?

弔慰金を従業員の遺族に払う場合は、福利厚生費として扱われるので経費として計上ができます。

取引先に渡す弔慰金の場合は、接待交際費となるので資本金1億円未満で無い限り、経費として計上できない事があります。(専属下請先などの場合福利厚生費として扱える場合もあります。)

取引先に対して渡す弔慰金の場合、少し複雑なところもありますので税理士に相談することをおすすめします。

弔慰金の相場はいくら?

弔慰金の相場は10,000円~100,000円と、かなり幅がありますよね。弔慰金は基本的に会社の判断で金額が決まります。会社によってかなりばらつきがあり「この額が正解」という額はありません。

弔慰金には限度額があります

弔慰金には非課税枠の上限が設定されています。

・被相続人の死亡が、業務上死亡の場合…普通給与の3年分の金額
・被相続人の死亡が、業務上死亡以外の場合…普通給与の半年分の金額

この上限を超えた場合は弔慰金ではなく「死亡退職金」とみなされ相続税の課税対象となってしまいます。弔慰金の金額は勤務中に死亡したかどうかによっても金額を考慮しなければいけません。

弔慰金の袋の入れ方について【現金の場合】

弔慰金を現金で不祝儀袋に入れる場合の入れ方については以下のとおりです。

入れるお札について

弔慰金に入れるお札は、極力新札を避けるようにして下さい。新札を入れてしまうと「亡くなることを事前に予測していた」とあまり良くない印象を与えてしまうため良くありません。

もし、新札しかないようでしたら一度折り目を付けて不祝儀袋に入れるようにしましょう。

お札を入れる正しい向きについて

お札を入れる正しい向きは下記のとおりです。

●肖像がある方が表
●描かれていない方が裏
●肖像が下、数字が上

数字の向きを反対に入れてしまう方も多いようなので、注意して入れましょう。

水引の色について

現金で弔慰金を渡す場合、水引の色に注意しなければいけません。水引の色は渡す金額によって色を選ぶようにして下さい。

▼50,000円以上の場合 銀色のみ
▼10,000円~50,000円 黄・白
▼1,000円~10,000円 黒・白
▼5,000円未満であれば黒・白の水引でOKですよ。

弔慰金の袋の入れ方について【振り込みの場合】

中には金額が大きくて振り込みで弔慰金を渡す方もいらっしゃるかと思います。その場合、弔慰金として目録の入った不祝儀袋を渡す必要があります。

目録は文房具屋などで販売されている物を使用するか、奉書紙でも簡単に作ることができますよ。

目録の書き方について

目録の書き方は以下のとおりです。

1.目録を一度三つ折りにします。
2.三つ折りにした目録を開き向かって右側に、大きく【目録】と書きます。
3.中央部分には【金額】【日付】を書きます。
4.左には差出人に当たる会社名・送る人の名前を書きましょう。

【日付】には基本的に不祝儀袋を渡す日を記載しますが、振込日と不祝儀袋を渡す日が離れている場合、日付には振込日を記載するのが一般的です。

弔慰金を入れる不祝儀袋の書き方について

弔慰金の書き方について、表書きと中袋それぞれご紹介いたします。

表書きの書き方について

現金で弔慰金を渡す場合は表書きに【弔慰金】と書きましょう。
振込の場合も同様【弔慰金】と書きますが、【目録】と書いても問題ありません。不祝儀袋に【香典袋】と書くこともあるのですが、御香典や御霊前などとは書かないようにしましょう。

中袋の書き方について

中袋には、袋に入れた金額を記載します。ここで気をつけたいことが数字ではなく「旧字体」を使うことです。

金額の上には「金」と書くことも忘れないようにしましょう。

例:
10,000円=金壱萬円
50,000円=金伍萬円

弔慰金は不祝儀袋に入れるのが基本

●弔慰金は不祝儀袋に入れて渡す。
●現金ではなく振り込みの場合でも不祝儀袋の中に目録を入れて渡す
●お札は肖像があるほうが表、肖像画下で数字が上になるように入れる
●水引の色は金額によって使い分ける
●入れるお札は新札はNG


弔慰金には、入れる袋の種類、不祝儀袋に入れる方向や水引きの色など少し細かいマナーもあります。

弔慰金はそう何度も渡すお金ではない上に通常の生活とは異なるマナーも多く、いざ渡さなければいけないとなるとマナーや渡し方などに戸惑う方は多いようです。

突然の訃報にも慌てずに、失礼の無いよう正しい弔慰金の書き方や入れ方のマナーを守れるようにしておきましょう!弔慰金の金額や渡す人によって会社の経理計上方法が大きく異なることもしっかりと覚えておきましょう。

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